前回の記事で二ヶ月位のはてな不在と書いたけれど、その間わたしは「やってきた大好きな秋」を味わっていた。 9月から今までいくつかの美術展や文学館に行ってきた。 「南桂子展 透き通る森」 詩情あふれる南桂子の銅版画の世界。 あのお醤油のヤマサが開設した日本橋にある小さな美術館。南桂子の夫でやはり銅版画家として有名な浜口陽三はヤマサ醤油の家系だという。 地下では小川洋子さんの言葉が添えられた「書かれたい物語がひそんでいる絵」という企画展もあった。 朝早く行ったためか静かな室内は鑑賞者が他にいなくて銅版画のせかいをゆっくり堪能して、窓際の椅子で「お醤油アイス」を頂くこともできた。 次はちょっと足をのば…