いつも丁寧にお読み頂きありがとうございます. 今回は,博論の「5.ヴィゴツキーに見る概念形成」の続きになりますが,ヴィゴツキーの内言論を受けて,学校教育における認知分野の問題点を考えてみました. 初めは外言の問題です.外言は言うまでもなく,音声言語を利用した他者とのコミュニケーション時に,口から発せられる空気振動です.これから書く内容は,授業中での外言と内言に関する実体験です. このことに関する博論の記述は,ヴィゴツキーの外言と内言に関する考え方の後に次のように記述しています. 「これまでの学校教育では,児童・生徒の思考については,彼らが表出したものを概観することにより,例えば、児童の表情が生…