ST。音声、言語、聴覚などの機能の維持向上を図る。
音声、言語、聴覚などの機能に障害がある人(言語聴覚障害者)に対して、その機能の維持向上を図るため言語練習やその他の練習、それに必要な検査及び助言・指導・援助を行う。所定の教育課程を修めた後、国家試験に合格することが必要。
財団法人 医療研修推進財団 http://www.pmet.or.jp/ 理学療法士・作業療法士のサイト-療法士.com http://ryouhousi.com/
中間テスト30 『クリック音は正弦波(純音)成分に分解できる』 この記述は◯か✕か。 ヒント: クリック音とはインパルスのことである。 パルス波のパルス幅を狭くしていき、 幅が0になったものをインパルスという。 インパルスでは、音圧が変化する瞬間だけ聴こえる。 このように瞬間的に発生するノイズ様の音をクリック音という。 インパルスは連続波ではない。 そのため、インパルスに含まれる周波数成分には突出した成分がなく、 すべての周波数が均等に含まれる。 つまり全ての周波数成分を持つ正弦波に分解できる。 正弦波は音でいう純音のことである。 補足: あらゆる周波数成分を持つので、 音のスペクトルは連続ス…
中間テスト29 『摩擦性雑音は非周期音である』 この記述は◯か✕か。 摩擦音とは、調音方法による子音の分類の一種である。 調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、 空気がその狭めを通るときに噪音(そうおん)を発する。 雑音とは、不規則で不愉快に感じられる音。うるさい音のことである。 ヒント: 摩擦性雑音というのはテキストに記載がない。 雑音の一種だと考えると、 雑音は非周期音に分類されるため、 摩擦性雑音も非周期音である。 cafetalk.com
中間テスト28 『周期が2msの連続パルス音は周期的複合音である』 この記述は◯か✕か。 ヒント: パルスとは、急激に立ち上がり、 短い継続時間で急激に降下するような波形のことを示す。 連続パルス波は矩形波や方形波と表現することもある。 簡単に言えば、パルス音は矩形波の音だ。 周期が2msの連続パルス波について考えると、 これは周期2msで繰り返す音波なので周期音である。 周期的複合音は周期音のこと。 補足: 正弦波、矩形波、三角波、のこぎり波など、 波にも種類がある。 正弦波はサイン波なので純音、 矩形波、三角波、のこぎり波は周期的複合音になる。 周期音になるのは1つの正弦波で表されないから…
中間テスト27 『周期が3msの複合音の第3倍音の波長は34cmである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 周期的複合音(周期音)は、 周期音=基本音+2倍音+3倍音+・・・ と書くことができる。 n倍音とはn倍の周波数の正弦波を表す。 基本音の周期をT1とすると、 2倍音の周期T2はT1/2となり基本音の周期の1/2になる。 同様に、 3倍音の周期T3はT1/3となり、 4倍音の周期T4はT1/4となる。 今回問題では複合音の周期が3msなので、 第3倍音の周期は3msの1/3だ。 つまり、1ms(ミリ秒)になる。 単位をミリ秒から秒に換算して、 f=1/T 周波数=1/周期 の公式から周波数…
中間テスト26 『日本語の母音は周期的複合音である』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 周期的複合音は周期音のことで、線スペクトルになる。 線スペクトルになるということは、 周波数が一定の値を取らないといけない。 母音の周波数は常に一定ではないので、周期的複合音とは言えない。 補足: 音波のグラフで考えると、 母音の基本周期は時間とともに変化する。 周波数と周期は逆数の関係なので、 どちらかが一定でなければ周期音にはならない。 cafetalk.com
中間テスト25 『音速が340m/sのとき、800Hz純音の波長は0.425mである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: この問題は、音速と周波数と波長の公式で求められる。 純音は音波の一種なのでそのまま代入することが可能。 c=fλ 音速=周波数×波長 今回は波長を求めたいので、 両辺を周波数で割ると、波長=の形になる。 λ=c/f 波長=音速÷周波数 ここに、c=340、f=800を代入して計算する。 今回はそれぞれの単位が、 音速[m/s]、周波数[Hz]、波長[m]なので、 単位換算する必要はない。 cafetalk.com
中間テスト24 『周期が8msの純音の周波数は125Hzである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 純音も音波の一種なので公式で計算できる。 f=1/T周波数=1/周期 この公式に周期の値を代入して計算すれば良い。 この問題では、単位がms(ミリ秒)なので、 8ms=0.008sで計算する必要がある。 面倒でも間違えないように筆算で計算すること。 cafetalk.com
中間テスト23 『500Hzの音波の周期は2msである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 周波数と周期の公式は、 f=1/T 周波数=1/周期 である。 周波数と周期は互いに逆数に成るので、 T=1/f 周期=1/周波数 と書くことができる。 今回は周期を求める計算なので、 T=1/f にf=500を代入して計算すれば良い。 周期の単位はms(ミリ秒)になっているので、 計算ミスに注意しよう。 cafetalk.com
中間テスト22 『500Hzの音波の波長は0.5mである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: これは周波数が与えられて波長を求める問題。 教科書を見ても周波数と波長のみの公式はない。 音速と周波数と波長の公式がある。 c=fλ 音速=周波数×波長 先生は「お・は・し」で説明するかもしれない。 両辺を周波数fで割ると、波長λの式になる。 λ=c/f 波長=音速÷周波数 となる。 ここで、音速が与えられてないが、 通常、340m/sの値を使う。 後は単位に気をつけながら計算しよう。 cafetalk.com
中間テスト21 『気温が0℃の時の音速は331.5[m/s]であり、 気温が1℃上昇すると音速は0.61[m/s]早くなる』 『気温が20℃の時の音速はおよそ340[m/s]である』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 空気中の音速c[m/s]は、 気温t[℃]を用いて、 c=331.5+0.6t と表すことができる。 0.6tは0.6×tのことだ。 これはどうしてそうなるかより公式として覚えたほうが早い。 この問題では1℃あたりの音速の早さの増加率を0.61[m/s]と書いてあるが、 一般的に用いられる0.6[m/s]をより厳密に記したものである。 公式にt=20を代入して計算しよう。 計算する…
リハビリ現場で頸部骨折の受傷原因を伺うと 転倒であることが大多数を占めます。 しかしながら、転倒はなにも屋外だけではありません。 屋内にこそ危険が迫っているのです。 小さな段差、ストーブやこたつのコンセントのコードなど ふとしたものに引っかかっての転倒はよくあることです。 弊社の訪問リハビリでも、ご家族様が夜間トイレに行こうとして 布団を踏んだ拍子に体勢を崩して転倒し、 遠位脛腓骨骨折をされたということも聞きました。 このように転倒リスクをいかに減らしていくかも考えていかなければいけません。 www.sankei.com 高齢者の転倒リスクはどう防ぐか? 高齢者の日常生活の事故で最も多いのが転…
あなたはリハビリをしていくにあたって、どのような目標を設定しますか? 臨床に置いて、目標に設定しやすい『歩行の自立』自立した歩行とは、どのような状態なのでしょうか?まず歩行とは、生きることを支える重要な機能の1つと言われています。リハビリテーションの現場においても、歩行機能の再建は単なる移動獲得の手段だけでなく、様々なADLの自立と社会参加の基盤になるとともに認知学習においても重要な役割を持つと考えられています。そんな重要な役割を担う歩行獲得には様々な能力が必要となります。その中でも、変化に気づくことができる洞察力は、治療効果を高める上で切っても切り離すことの出来ない部分であります。知識と治療…
こんにちは、どれみです。 名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。 相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。 春風が心地いい頃となりました。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 寒いどれみの廊下も少しずつ暖かさが感じられるようになりました。 暖かくなり、土の中で冬ごもりをしていた生き物たちも目覚め、久しぶりに感じるさわやかな風と、春の光の中で生き生きとします。 どれみでは、人や物や場所が変わりやすいこの季節は、その…
訪問リハビリで最近は神経難病の患者様や末期がんの患者様のリハビリを担当させていただく機会が増えました。 ご自宅で独居だったり、ご家族様と一緒に生活されたりと 様々な状態の患者様がおられるのですが、その際に気を付けるようにしていることは お薬の飲み忘れがあるかどうかをきちんとチェックするということです。 患者様は大小さまざまなお薬を毎食時、飲まれています。 多い患者様であれば一日8回に分けて服薬されている患者様もおられます。 このような患者様であれば、お薬の管理もとても大変だと思います。 今日はそのようなお話をしたいと思います。 訪問リハビリで薬のチェックは欠かせません 前述したように、一日8回…
1.配転命令と損害賠償 違法な配転命令に対しては、 「〇〇(配転先)において勤務する労働契約上の義務を負わないことを確認する」 といったように義務不存在の確認を求めることのほか、 損害賠償(慰謝料)を請求すること が考えられます。 損害賠償請求の可否は、必ずしも最二小判昭61.7.14労働判例477-6 東亜ペイント事件の判断枠組みに従って違法性を判断しているわけではなく、比較的柔軟に請求が認められることがあります(第二東京弁護士会 労働問題検討委員会『労働事件ハンドブック』〔労働開発研究会、2023年改訂版、令5〕250頁参照)。 この損害賠償請求との関係で、近時公刊された判例集に興味深い裁…
今年の桜の開花、満開の時期は遅かったが、その桜も散って葉桜となってしまった。代わって八重桜があちこちに咲いている。若い頃、八重桜はそのピンクの厚ぼったい感じから、厚化粧をした年増の女性を想起し、余り好きにはなれなかった。 写真ACより はるたゆうさんの作品 年を重ねて近頃は、それも又美しいと感じるようになった。時間(とき)が人の美意識をも変えるものだろうか? ブログに書くネタが切れてしまい、「昨年の今頃は何を書いたのだろう?」と見てみたら、「清明の頃」と題して一週間の日常が綴られていた。今年も同じように試みてみたい。 4月15日(月) 歩いてH卓球に行く途中にある郵便ポストに、ハガキを投函した…
あなたは普段から歩いていて踵や足の甲が痛いなと 感じたことはありませんか? 仮にあなたの体重が50kgとしましょう。 立っているとき、この体重はすべて足に加わっています。 それだけではありません。 足は同じだけの重さで地面から押し返されています。 このときの足にかかる床からの力のことを床反力と言います。 この床反力がきちんと分散されていないと 足に負担がかかってしまうのです。 それをきちんと分散させるには、 自分の足に合った靴を選ばなければいけません。 そのための方法をお教えします。 靴の評価はしてますか? 自分の靴のかかとに注目してみてください。 踵がすり減っているということは、 自分がどの…
1.職場におけるパワーハラスメント 職場におけるパワーハラスメントとは、 職場において行われる ① 優越的な関係を背景とした言動であって、 ② 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、 ③ 労働者の就業環境が害されるものであり、 ①から③までの要素を全て満たすものをいう とされています(令和2年厚生労働省告示第5号「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針」参照)。 パワーハラスメントには、 イ.身体的な攻撃、 ロ.精神的な攻撃、 ハ.人間関係からの切り離し、 ニ.過大な要求 ホ.過小な要求 へ.個の侵害 といった類型があ…
専門的支援実施加算でみえてきた今後の支援とは? 放課後等デイサービスや児童発達支援の施設などの「福祉分野」では、施設は国からお金をもらって運営を行っています。 逆に言ってしまえば国からお金をもらえないと成り立たないのです。 ・資格を持った人が働いているならお金をあげましょう・障害の重い子が通っているなら余計にお金をあげましょう このように国が決めた細かい基準をクリアしていくことで施設はお金がもらえるのです。 今回、令和 6 年度(2024年)4 月の「報酬改定」でも様々な変更点がありました。その中のひとつに「専門的支援実施加算」というものがあります。 これは、資格を持った人(専門職)が しっか…
仕事が終わったのが深夜で、おなかペコペコのところに 牛丼特盛を大口でほおばるってとても幸せですよね。 ですが、最近気づきました。 夜間の炭水化物の摂取は、朝の目覚めが圧倒的に悪くなるということを。 最近朝寒くなってなかなか目が覚めないなと私自身感じておりました。 いつもは6時過ぎごろに目を覚ましていたのですが、徐々に遅くなっているようにも感じていたのです。 しかしながら原因は寒さじゃないかもしれません。 仕事終わりの晩御飯における炭水化物の摂取量が圧倒的に増えていたのです。 朝の目覚めがなかなかうまくいかない 寝起きの身体がだるい感じがする 夜なかなか寝付けない もしこのように感じているのであ…
『歩行練習やトイレ動作・入浴動作の練習前に、しっかりと立位バランスを向上させておきたい』 こうしたことは動作練習の前には必ず考えますよね!でもバランス練習って実際にどうやるの?何を観察して、評価して、どう介入していけばいいの?はっきりとした指標を持てていないセラピストも多いのではないでしょうか? 臨床の中では日常生活動作の獲得に向けてこうしたことを考えながらリハビリを担当されると思います。 その際に考えておくべきことについて解説します。 日常生活動作は認知神経にいかにに働きかけるかが重要 ADLで必要とする立位バランスはとてもダイナミックで方向転換やリーチ動作などを求められます。また、常に左右…
痛みを根本的に解決するためにはどうすればいいの? 姿勢や運動内容を変える方法とは? 痛みがすぐに再発してしまうのはなぜか? そんな言葉をこれまで何度も聞いてきたと思います。 実際に明らかな外傷などがなければ多くの痛みは 姿勢や運動の異常による慢性的な損傷となります。 運動器のリハビリで多く遭遇する筋・筋膜性疼痛症候群を引き起こしているトリガーポイントの原因のほとんどは 姿勢や運動による慢性的な微細な筋損傷とされています。 筋損傷から引き起こされるトリガーポイントだけでなく 姿勢や運動の異常から過緊張の筋肉と弱化する筋肉ができてきて筋肉のバランスが崩れます。 このバランスの崩れをマッスルインバラ…
みなさんは物理療法にどのようなイメージを持っていますか? 患者様の中には 整形外科のクリニックや整骨院、接骨院にも通っているという方もいると思います。 そういった方に「どんな治療をしてもらってるのですか?」と訊くと 「電気かけるだけよ。あんまり効かないのよね。」なんて返事が返ってくるのではないかと思います。 臨床の中でもホットパックは利用するけど、低周波などの機器を利用しているという方は少ない印象です。 理由としては使用するのが難しいと感じておられる方が多いのではないでしょうか? しかし、そんなことはありません。 今回はそんな物理療法についてお話します。 理学療法士・作業療法士必読|物理療法は…
腰痛で悩んでいる患者様はとても多く、 移乗の時などに患者様を介助する我々セラピストも 腰に負担がかかるため腰痛を抱えているという方は多いのではないでしょうか? 腰が痛くなるシチュエーションは様々ですが、一番多いのは 前屈みになった時ですよね。 キッチンで料理や洗い物 歯磨きで口をゆすぐ時 重いものを持ち上げる時 などなど そんな時に起きる腰痛にはどのようなアプローチをしていったら良いのでしょうか? 理学療法士必見|腰痛治療にやっておくべきアプローチについてご紹介します 前屈みの姿勢は当たり前ですが、身体が前に倒れようとする力が働きます。 そうならないようにするためには脊柱の伸展筋群や股関節の伸…