今回は,色々な記憶再生マップを紹介します. これは,前回と同じ授業で別の児童が作成したものです.記憶再生マップには,正解がありません.それは,児童がその時点で持っている概念を児童や教師が確認するためだからです. 児童が描いた記憶再生マップ2 この児童は,手がかり再生用に教師が提示した「とける」という第1ノードのトピックから,「とけない」という言語を第2ノードのトピックとして書いています.また,「重さ」という提示された第1ノードのトピックに対しては,「かるさ」という言語をつないでいます.さらに,「溶ける量」という手がかり再生用の言語からは,「少し」-「多く」という言語をつなぎました. 一般的に手…