9月20日から26日は「動物愛護週間」だ。環境省のサイトには「国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めていただくため」動物愛護週間を定めると記載されている。(※1) しかし、日本では動物に関する悲しい事件がいくつも発生している。2022年、動物愛護管理法違反で摘発された事件は166件あり、過去10年では2番目に多い数字であった。(※2)また2021年4月1日〜2022年3月31日の間で、犬・猫合わせて14,457頭が殺処分された。(※3) コロナ禍で拡大したペット需要からも、動物との共生社会を築き上げていくことは必要不可欠であると思うが、そのためには課題も残っている。 そ…