字は仲康。三国志の英雄。豫州譙国の人(生没年不明) 一族を率いて砦に住んでおり、ある時黄巾賊の何儀を捕らえる。そこに黄巾賊の残党を追っていた典韋が引渡しを求めて許褚と一騎討ちする。 典韋と互角なのを見た曹操は、許褚を策によって捕らえて登用する。以後は親衛隊長として、曹操に仕える。 張繍との戦いでは一万以上の首級を挙げるなど、数々の武勇をふるってきた。 また許褚は、虎のような力を持ちながら、普段はボーっとしていることから「虎痴」と呼ばれた。