趙雲の巻ですね。 ネタバレしますのでご注意を。 食糧庫であった天蕩山を奪われたとあって曹操はついに自ら四十万の兵を率いて出陣した。 この報を聞き夏侯尚は喜び勇んで黄忠を捕えようと打って出た。 張郃がいくら諫めようと聞く耳は持たない。 しかしここで黄忠側の将・陳式が捕らえられてしまう。 黄忠は法正からの指示を仰ぎ陣を一歩一歩進めることで夏侯淵の焦りを引き出した。 夏侯淵は甥である夏侯尚を黄忠陣へ差し向けるが今度は夏侯尚が捕らえられてしまい両軍は人質交換をすることとなった。 三つ数えて人質を放しふたりがすれ違ったところで両軍から矢が放たれた。 陳式は逃げおおせたが夏侯尚の背中には弓の名人である黄忠…