漢詩を読み下したもの、俳句、短歌に節をつけて詠う(吟ずる)こと。
剣舞を織り交ぜることもある。
幕末から、学生の間ではやり始めたもの。
漢詩には、絶句、律詩という種類があって、絶句は、4行の詩文から作られている。
1行が七文字で作られている詩を七言絶句と言い、1行が五文字で作られている詩を五言絶句という。
一句目を起句、二句目を承句、三句目を転句、四句目を結句という。
律詩は、6行以上の詩文から作られている詩をいう。
吟じ方には、一人で吟ずる独吟・数人で交互に吟ずる連吟・大勢の人が一緒に吟ずる合吟などが有る。
一つの物語風にある作者、ある時代、ある場所、あるテーマを決めて詩吟を数吟入れ、ナレーションを入れて表現する方法を構成吟といい、記念の場所や発表会で披露される。