大島梢絵『読書は鼻歌くらいでちょうどいい』(辰巳出版、2024年)を読む。著者はInstagramで読書日記を公開している人らしく、たぶんそっちの方では有名な人なのだろう。 この本は、一言で言えば、読書に対するハードルを下げる読書論だ。 読書を難しく考えずに、「鼻歌を歌っちゃうくらいの何気なさで」本を楽しもう、という感じ。なんといってもタイトルがすばらしい。 本を読んでみたいけど、読書はちょっと苦手という人に向けて書かれているようだが、すでに読書が習慣になっている人でもおもしろく読めると思う。私はこういう読書初心者(?)向けに書かれた本を読むのがけっこう好きだ。書かれている内容はそう目新しいこ…