楽譜を読むこと。
これを速く確実にできるようになれば、初見に強くなれる。
この能力を伸ばすには、とにかくたくさんの曲に、短時間でチャレンジすることだ。長時間かけてダラダラやっても、読譜力、初見力は身に付かない。 もっとも、読譜が速く、初見に強いからといって、巧いというわけではない。とはいえ、そういう人は大抵巧い。
とあるピアニストさんが 「動画を撮るとき手元を写すようにすると、素人さんが喜ぶんだよね。(゜゜)」 とおっしゃっていました。 それって、楽譜を読めない方がピアノを弾こうとして、指が鍵盤のどこを押さえているか見るために再生されているのでは…?(・・;) 単に手の動きがすごい!という感動もあるかもしれませんが、アヤシイ予感がいたします。(;・∀・) 近年は多いんです、楽譜を読むより動画で手の動きを見た方が早いんじゃないかという初心者の方。(^^; 残念ですが、それだと基礎がすっぽ抜ける可能性大なので、講師としてはきちんと楽譜を読み込める力をつけることをお勧めします。(^_^;) 実際に音源やご家庭…
河合音楽教室の講師だった頃、「読譜よりも鍵盤奏の面白さを伝えなさい」という会社側の意図に従ってレッスンをしていました。 音符をしっかり読めるようになるのは7歳前後という音楽教育研究所のデータもあり、楽譜を読むより先生の真似をするよう仕向けるという、読譜は重視されないシステムでした。 初級レベルでは、そのほうが手っ取り早く「弾ける」状態になって満足感を得やすいからでしょう。 その結果、指先は中級レベルになっていても、譜読みは導入レベルという残念な現象があちこちで多発していました。 そして、真似だけでは追いつけないレベルになると読譜が苦痛になり辞めていく・・・。それで良いのか。 独立した現在、私は…
ピアノの練習ってどんなイメージですか? ひたすら苦行のように同じところを繰り返すイメージでしょうか? 部分練習やテクニック強化は勿論必要ですが、そればかりになると曲を演奏する楽しさがどこかへ行ってしまいますね。(^^; 当教室ではまず『楽しくピアノを弾くこと』を最優先にしています。 なので、テキストが縦開きになるまで(中央ドから上下1オクターブを学習するまで)テクニック面はうるさく言いません。 幼いお子様であれば尚のこと完璧を求めるのは酷なので、まずは『音を出して喜ぶ』→『音符を読んで音に出す』→『1つの曲としてまとめる』過程を重点的にレッスンします。 この段階を丁寧にレッスンすることで、音楽…
新潟県に、秋が来たそうです。 さっき、テレビで、気象予報士さんが言っていました。 確かに、朝顔の咲く庭の空気は、秋のそれでした。 それでも、週間天気予報によると、また、30℃超えの真夏日が戻って来るそうです。 今日は、新潟リトミックの会の勉強会です。 読譜についてのディスカッションがあるとのこと。 ご興味ある方は、是非、飛び入り参加してくださいね。リリックホールに10時集合です。 連絡先は、下記アドレスまで。 勉強会終了後でも、後から、会員限定YouTubeをご覧になれます。 🍇indigoblue.jan@docomo.ne.jp ハギトリ 音楽5線ノート B5横 6段 デプロMP Amaz…
最近、改めて気づいたことがあります。 素晴しい演奏、魅力的な演奏をする人ほど、その曲と向き合う最初の段階、つまり譜読みの段階ですでに音楽が出来ている、ということに。 初めて音を実際に出す前の段階ですでに頭の中で音楽に対するイメージができているのです。 これは、プロ、アマ、趣味、そして年齢問わずです。 以前、こんな記事を書きましたが↓ junkopiano.hateblo.jp この中で、多くのピアニストが読譜の時間を大切にする、と書きました。 これは本当で、ピアノを弾く時間よりも読譜の時間に多くをさいているピアニストは多いです。 それだけ大事なことだと考えているからでしょう。 ピアニストたちに…
nrythmique.hatenablog.com この日のご案内役は、何かとあちこちから引っ張りだこの「権藤真弓」。 nrythmique.hatenablog.com もう、これは、「権藤真弓」なのだから、「権藤真弓」であって。 そして、引っ張りだこだから、引っ張りましたとも、新潟リトミックの会に。 いやいや、元々、我々新潟リトミックの会のメンバーなのだから、引っ張ったとうか、この日ばかりは、世間様から返して頂いたというか。 長岡リリックホール第2スタジオ。 勉強会は、10時開始です。 早めに来ていたメンバーは、誰からともなく、ストレッチを始めました。 リトミックの準備体操といえば聞こえは…