奈良県桜井市の神社。藤原鎌足を祭神とする。
藤原鎌足の長男定慧が父の墓を多武峰(とうのみね)に移したことに始まり、妙楽寺と称す。明治時代の神仏分離により神社となった。
(写真は有名な十三重塔)
神社の裏山には「談(かたら)い山」という場所があり(談山神社の名前の由来にもなった)、藤原鎌足と中大兄皇子がここで大化の改新の密談をしたと言われている。
以上のことからこの地域は藤原氏と関連が深く、神社近辺には上記の通り藤原鎌足の墓のほか、子で藤原氏隆盛の基礎を作った藤原不比等の墓とされる場所もある。
紅葉の名所としても知られている。
シーズン中には、最寄り駅から神社までの通常15分の車移動が2時間以上になることも。