そもそも大豆の絞り汁が乳ではないのに、なぜ「豆乳」になったのでしょうか。 豆乳は紀元前から中国で作られていて、豆漿(とうじゃん:漿は汁や飲み物の意味)と謂われていたようですが、色が牛乳に似ていたことや母乳・牛乳の代用品であったので、豆汁ではなく豆乳と呼ばれるようになったとのこと。 日本のミルク市場を見ると、2020年度の飲用牛乳等の生産量が約600万kLであったのに比して豆乳のそれは約40万kLと、牛乳が桁違いのダントツです。 でも動物性である牛乳に対して、豆乳やアーモンドミルクなど植物性ミルクが拡大傾向にあるのは確かですので、その代表である豆乳の魅力を牛乳と比較することで明らかにします。 ま…