前回掲載した乙部町の八柱神社から車で北へ5分程度、本徳川の上流の森前地区に鎮座する八柱神社を紹介します。 上の写真は、本徳川の左岸から見た本徳八柱神社の社叢全景です。周囲は田植えを終えた田圃と民家が点在しており、西側の里山の先には多くの民家が集まる保見団地が広がっています。 上の写真は、大正時代とほぼ現在の鎮座地の違いを示しています。当然のことながら、この頃は保見団地が造成される前で、猿投山から続く里山が広がる地域で、本徳集落の西外れに神社が鎮座しています。地図上の鎮座地に鳥居が記されるのは昭和34年(1959)になってからですが、これだけで神社の歴史が浅いとは限りません。 本徳川から見た対岸…