経済的に苦しいこと。低所得・ワーキングプア・ニュープアなど。
心の優しい私、海外の戦争や貧困、政治弾圧などのニュースを耳にするにつけ、世界が平等になったら良いなと願います。 世界が平等になったら、戦争や貧困、犯罪の発生は大幅に低下し、人々は心おだやかに譲り合い、平和で安定した世界が実現するのにな、と。 いつも懇意にしている神さまにそう申し上げたところ、神さまいわく、お前本当にそう思うのかい、1日よく考えて、それでもそう思うなら実現させてやろうとのお言葉。 そんなわけで、家にもち帰ってシミレーションしてみました。 ・年収：約 120万円〜230万円 （平均値約13,000〜15,000米ドル。中央値は8,000〜10,000米ドル、平均値は一部の超大金持ち…
www.yomiuri.co.jp 上のニュース記事は今日付けの読売新聞の記事です。 この手の記事は、もうこれまでに何度も見てきた既視感のある記事です。 つまり、気づいている人はもうとっくに気づいていて、「なんとかしないと」と声をあげ続けています。 また搾取を恩恵を受けている人たちは、その声が大勢を占めないのでシメシメと黙って、その恩恵を受け続けています。もしくはその恩恵を受けていること自体わからず「私の成果」として受け取っている人もいるでしょう。 そうしてこの状況は何十年も改善していません。 「失われた３０年」もこのままでは「失われた４０年」になりそうな勢いです。 このブログでも何度も書いて…
「見えない子ども」は、社会がその存在をあえて「見ない」と合理的に選択した瞬間に生まれる。東京の雑居ビルの一室という「密室」の中で、長男・明が幼い弟妹の世話をする様子を捉えた抑制された映像言語が鑑賞者の記憶に焼き付くのは、この平熱の描写が示す極めて非日常的な日常であるからだ。この「見えなさ」は、単なる隣人の不注意や怠慢の問題ではなく、システムが倫理的責任をコストとして外部化する、現代社会の峻烈な構造的欠陥を示唆する。 【密室の光と影に映る、剥き出しの生】 序論 1. 映像言語とデータが示す「無関心の常態化」 1.1. 抑制された観察者としてのカメラ 1.2. 社会的排除の定量化 2. システムの…
人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する (集英社新書) 作者:ヒオカ 集英社 Amazon ☆☆☆ 少子化対策って何。すべては貧困から起きている。人生の結果を決定づけるのは、生い立ちか。努力か。遺伝か、環境か。才能か、努力か。実家の太さか、努力か。人生は遺伝的要因（才能）や生い立ち（実家の太さや生育環境）、生まれ落ちた時点で決定づけられている要素と、後天的な本人によるものとのウェイトってどんなもの。よくて5：5、実際は8：2ぐらいか・・・。努力は確かに尊い。しかし個人の努力によって人生を逆転させるだけの世の中になっているのか、この頃、政治の貧困を棚に上げてよく言われる「自己責任論」。努力…
reiwa4watch.hatenablog.com ↑前回に続きワーキングプア系の本と思い著者を変えまして今回、吉川ばんび著「年収100万円で生きる」を読んでみました。 books.rakuten.co.jp 増田明利さんの本とは世代時代性別など色々違う為、同じような各当事者へのインタビュー形式がメインとはいえテイストが違いました。 この本も第一章だけは貧乏貧困でも何とか生きる的増田本と同じようなテイストですがそれ以降はそれぞれの社会問題ともリンクしながら貧困と共にグレーゾーンもあるとはいえ犯罪チックな内容行動も伴う話となっています。 ミニマリスト的貧乏だけど平和に生きるとは正反対に生きる為…
books.rakuten.co.jp 「貧困のハローワーク」をKindle版で読みました。自分に可能性あるかもしれない項目だけで全項目は読んでませんが。 飯場労働者,トラック運転手,製缶工場の派遣社員,居酒屋チェーン店長,工事現場の警備員,フリーター,フランチャイズ唐揚げ店オーナー,オフィスビル清掃員,日々紹介の労働者,生活保護受給者の生活,職業ホームレス 上記の項目読みましたが、どれもやっぱ大変だなと感じましたし、脚色されたり盛ったりフィクション的要素があったとしてもリアリティはありました。 自分も40代独身、特に高いスキル職歴資格等なしで現在、中小企業勤務で業種は飲食系と感覚的には中の下…
2025年、ドイツで「5人に1人は貧困状態」というデータが公表され、世界中の人が驚いたと思います。ドイツ人自身も驚いたのではないでしょうか。 だって、ついこの間までEUの勝ち組とか言われてなかった？ アフガニスタンやシリア、ウクライナからの避難民も受け入れ、社会的にサポートするだけの余裕があったからじゃないんですか？ さすが、社会民主主義のドイツって言われてたじゃん。 ・・・いや、知ってたけど。それが、多くのドイツの自国民から搾り取った税金で成り立ってること。 その税金を搾り取られている自国民が貧困にあえいでいるわけです。これは、今に始まったことではありません。 私がドイツに初めて行った時、2…
貧困や格差、環境破壊などの問題を解決する有力な手段の一つの「フェアトレード」をわかりやすく解説してある大型の本です。 カカオ農園で働く子供がチョコレートを食べたことがないと聞くと心苦しくなります。 日本もだんだんと貧困に向かっており安い物を買う人が増えているのでフェアトレードとか言っていられなくなるかもしれませんね… ---------- 考えよう！やってみよう！フェアトレード １フェアトレードってなんだろう へのアマゾンリンクはこちら。 https://amzn.to/3TuArbW ---------- 考えよう！やってみよう！フェアトレード １フェアトレードってなんだろう 監修 渡辺龍也…
日本の貧困女子 (SB新書) 作者:中村 淳彦 SBクリエイティブ Amazon なぜかKindleUnlimitedのオススメに上がっていたので。内容の前に「なんか最近貧困女子モノ」が流行ってるのかな？と思われるくらいにワードとしてヒットする。元祖は前に読んだ鈴木大介さんらしくて、この方は3番手って感じっぽいな。 それはそれとして・・内容は悲惨の一言で、読んでてホントに嫌な気分になる内容でした。今まではあまり注目されてこなかった北関東とか沖縄の貧困女子にスポットを当てて書かれてるんだけど、とにかく 「男の暴力と搾取（特にギャンブルが原因）がひどすぎる」 って事に尽きますねぇ・・特に表現規制に…
映画『あんのこと』：絶望の中で光を求めた一人の女性の、コロナ禍に断ち切られた希望 映画『あんのこと』は、2020年のコロナ禍を背景に、薬物依存と売春から抜け出そうともがく一人の女性の過酷な現実を描いた社会派ドラマです。監督は『22年目の告白 -私が殺人犯です-』や『AI崩壊』で知られる入江悠。主人公の香川杏（河合優実）は、劣悪な家庭環境と薬物依存に苦しみ、絶望すら知らない繰り返される毎日を送っています。そんな彼女が、ある刑事とジャーナリストとの出会いを通じて、わずかながらも人生に光を見出そうとします。しかし、突如として社会を覆った新型コロナウイルスのパンデミックが、彼女が掴みかけた細い希望の糸…
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