(1956年7月5日 - )
日本の哲学者、専修大学教授。 神奈川県生まれ。父は日本史学者の貫達人。1980年東京大学文学部哲学科卒。85年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。埼玉大学教養学部専任講師、助教授、専修大学文学部教授。2003年「経験の構造 フッサール現象学の速度性モデル」で東北大学文学博士。
現象学、舞踊美学、歴史理論/身体論、歴史と世界システムの理論を研究対象としている。コンテンポラリー・ダンスを中心に、舞踏批評も行う。
著書
単著
- 『図解雑学 哲学』(ナツメ社、2001年)
- 『経験の構造−フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房、2003年)
- 『哲学マップ』ちくま新書、2004年)
- 『カント わたしはなにを望みうるのか:批判哲学』青灯社 2007 入門・哲学者シリーズ
- 『哲学ワンダーランド 〈わかる〉ための道具箱』(PHP研究所、2007年)
- 『ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志』青灯社 2007 入門・哲学者シリーズ
- 『ハイデガー すべてのものに贈られること:存在論』青灯社 2007 入門・哲学者シリーズ
- 『フーコー 主体という夢:生の権力』青灯社 2007 入門・哲学者シリーズ
- 『図説・標準哲学史』(新書館、2008年)
- 『真理の哲学』ちくま新書、2008年)
- 『歴史の哲学』(勁草書房(双書エニグマ)、2010年)
- 『哲学で何をするのか 文化と私の「現実」から』筑摩選書、2012
共著
- 『はんらんする身体』(香山リカ、下斗米淳、芹沢俊介共著、専修大学出版局、2006年)
翻訳
- J.N.モハンティ『フッサールとフレーゲ』(勁草書房、1991年)
- アドルフ・グリュンバウム『精神分析の基礎―科学哲学からの批判』村田純一、伊藤笏康、松本展明共訳、産業図書、1996年)
- ヒューバート・L・ドレイファス『世界内存在−『存在と時間』における日常性の解釈』門脇俊介監訳、轟孝夫、榊原哲也、森一郎共訳、産業図書、2000年)