大塚ひかりさんの『女系図でみる驚きの日本史』を読みました。 女系図でみる日本史 歴史の本に掲載される系図。 言われてみると男系の系図ですね。 この本は女系図の視点からの書です。 内容は、 蘇我氏や平家などの滅亡したと思われている血が続いていること、 通い婚、婿取婚の時代、男系よりも母の実家の力が出世などを左右するなど。 NHKの大河ドラマで放送中で平安貴族について興味深いです。 下って江戸時代の大奥では正妻は皇族・貴族ですがそれ以外は町民や下級武士の子女で外戚の影響を排除したなど。 考えてみると、DNA鑑定などない時代、誰のお腹から生まれたのかは明確ですよね。 男系図も本当かは分かりませんよね…