令和8年4月8日の中医協総会(第649回)で、てんかん治療薬「ブリィビアクト錠(一般名:ブリーバラセタム)」の費用対効果評価案が報告されました。費用対効果評価は、薬の価格が効果に見合うかを検証し、その結果を薬価に反映させる仕組みです。ただし、評価案にはICERやQALYなどの専門用語が多く、結果の意味をつかみにくいのが実情です。本記事では、ブリィビアクト錠の事例を通して、費用対効果評価の仕組みと評価案の読み方を解説します。 評価案の結論は、ブリィビアクト錠が「価格調整係数が最も低い区分」に該当したことです。第一に、評価結果として、ICERは1,000万円/QALY以上となり、価格調整係数0.1…