山本周五郎の代表作。
お越しいただきありがとうございます。 先々週の土曜日に義姉夫婦の招待でお芝居を観てきました。 場所は人形町の明治座 演目は明治座創業150周年の記念講演「赤ひげ」でした。 原作:山本周五郎「赤ひげ診療譚」 脚本:堤康之 演出:石丸さち子 主演:船越英一郎 山村紅葉さんも出てました。 人形町って地名が面白いですね。 どうして人形町という地名になったのでしょうか? 江戸開府後の寛永元年 (1624) ころ、京都から江戸に下ってきた歌舞音曲の名人猿若勘三郎が、猿若座(のちの中村座 ) を人形町に開いたのが江戸歌舞伎の始まりだそうです。次いで、泉州堺の村山又三郎が村山座(のちの市村座)を興し、ともに人…
誰もが知る山本周五郎氏の代表作… 小石川養生所を舞台に若き医生が、武骨な医長に反感を覚えつつも医師としての生き方に共感していく…八つの物語が連作短編集のように綴られ、医生の成長していく過程が描かれます…そして円満な結末に満足感に浸ることができます。 作中では印象に残る台詞が効果的に使われています。 「清らかで美しく、貪欲なのが人間だ。」 …真正面から言われると、はっとしてしまいますね。赤ひげ診療譚 (新潮文庫)作者:周五郎, 山本新潮社Amazonランキング参加中読書