最近、ネットの記事でよく見かけるようになったのが、「日本の労働者は、世界でも際立って仕事へのエンゲージメントが低い」というものだ。 まあそうだろうな、と思いつつ失笑している。 片方で、少し前から「パーパス経営」と「パーパス(目的)」を重視するという経営論のトレンドも生じていて、それ自体は好ましい流れではある。 自分たちの会社の、業務の「パーパス(目的)」を問い返すところに判断基準を立ち戻しているからだ。 昔、Twitterをやっていた時代に、「日本の会社員労働者は単なる奴隷だ」という趣旨のツイートをしたら反発するコメントが来たのが印象に残っている。 「奴隷呼ばわり」が、不快感を与えるものなのは…