今回は港区赤坂で発見した赤坂新町時代の旧町名と電力プレートを紹介しよう。 港区、文京区、千代田区にはこのような旧町名由来版が設置されているので、旧町名マニアとしては非常にありがたい。 赤坂地区旧町名由来版 町域の大部分は、江戸時代より前には一ツ木村に属していました。町屋が出来たのは、寛永から元禄にかけて(1624~1704)のようで、寛永17年(1640)に、尾張藩徳川光友夫人千代姫御附の侍三名がこの土地を拝領して赤坂新町1丁目と称したのがこの町の起こりです。寛文8年(1668)に町並屋敷の建造が許され、延宝元年(1673)に町奉行支配下となり、その後5丁目まで区分されました。明治時代には1・…