今回で最後の新宿神楽坂での寺社散策となります。今回は、牛込総鎮守の「赤城神社」です。 前回の安養寺から北西に「瓢箪坂」を行くと数分の所にあります。○○坂という名称が多い街です。 御由緒 正安2年(1300)、後伏見天皇の御代に、群馬県赤城山麓の大胡の豪族であった大胡彦太郎重治が牛込に移住した時、本国の鎮守であった赤城神社の御分霊をお祀りしたのが始まりと伝えられています。 その後、牛込早稲田の田島村(今の早稲田鶴巻町 元赤城神社の所在地)に鎮座していたお社を寛正元年(1460)に太田道潅が神威を尊んで、牛込台(今の牛込見付附近)に遷します。さらに弘治元年(1555年)に、大胡宮内少輔(牛込氏)が…