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漫画家。本名同じ。
1968年7月5日生まれ、神奈川県出身*1、B型。
中央大学文学部文学科国文学専攻卒業。大学では映画研究会、アニメーション研究会、漫画研究会に掛け持ちして所属。中央大学のパンフレットにもその功績は紹介される。
1993年、大学卒業とほぼ同時期に「ひと夏のKIDSゲーム」にて第50回少年マガジン賞新人賞入選、審査員特別賞を受賞。以後、講談社と専属契約を結び「週刊少年マガジン」および「マガジンSpecial」にて漫画家活動を続ける。
近年の作品ではCD化、アニメ化、ゲーム化などのメディアミックスが多いが、それらのプロデュースに赤松健は殆ど関与していない。*2
オタク向けの要素を備えた作家でありつつも、常に娯楽作品(エンターテイメント)を意識した姿勢が漫画家としての最大の特徴であろう。
週刊連載を抱える漫画家でありながら、「AI Love Network」というwebサイトの管理者でもある。毎日更新される日記帳には、一日につき10万程度のアクセスがあったとのこと。
趣味はUltima Online、PCやAV機器のセッティング、LP収集など。エレクトーン6級。妻帯者。
親しい同業者の友人に安西信行や有馬啓太郎などがいる。綾永らんは元アシスタント。
久米田康治「かってに改蔵」で自作品がネタにされることが多く、その都度自身の日記で喜びの感想を書き、過剰反応しがちなファンの自制を促してもいた。
参考→久米田の野郎
その後、久米田康治は赤松健と同じマガジン誌上で連載(「さよなら絶望先生」)を始めることになるが、その際にも日記でエールを送ったり、ハッパをかけたりしている。
「ラブひな」で平成13年度講談社漫画賞少年部門を受賞。
高校時代にゲームプログラマーを経験しており、「パラディン」というPCゲームも製作している(マシン語レベルまで使いこなすプログラマだったらしい)。
2002年にはアニメ「陸上防衛隊まおちゃん」の原作を手掛けている。
海賊版のアップロードで作者の収入にならないまま作品が消費されている現状を打破するためとし、2010年に「Jコミ」を開設。絶版となったマンガを無料で掲載し、広告収入を作者に還元する方法で収益を上げている。
Jコミは2015年に「マンガ図書館Z」へと改称、マンガの海賊版をアップロードさせ作者の許諾を得て公開するシステムの運用を始めた*3。