代表作を読む、これしか知らないけど。 これは圧倒される、凄い小説。しかし、 作者の経歴を知ったのでその過去をモデ ルにしたフィクションだとわかる。主人 公は誠実な男、底まで堕ちても崩れない、 崩さないことで生きながらえている。 周りは高学歴の彼にこんなところにいて はいけないと諭す、東京の編集者が捜し 当て救い出そうとする。女と心中に引っ ぱられるけど彼は死にたくはないとずっ と思っていたら女は自ら退いていく。 すなわち彼、主人公は底辺から抜け出し て書きたいものを書くことをすでに見て いるように見えてしまう。 好きな辻原登の「冬の旅」と似てるなあ 思いながら、こっちはほんとうに堕ちて しまう…