「回り灯籠」のこと。
回り灯篭とは、お盆などに見かける、あの影絵がゆっくりと回っている仕掛け灯篭のこと。
ろうそくの火で熱された空気が生む上昇気流で、内側の絵を切り抜いた円筒がクルクル回り、外枠の薄い布や紙へ影絵が映し出される。
最近は、電動式だったり、材質がセロファンだったりすることも。
中でも、馬の影絵がアニメーション(パラパラ漫画)のように走って見えるものを「走馬灯」と呼んだらしい。
「(特に死ぬ間際)人の脳裏に”走馬灯のように”駆け巡る思い出・過去の映像」を指して、「走馬灯」とする用例も多い。
→走馬燈