起立性調節障害と診断されたご本人やご家族にとって、「この先どうなるんだろう」という漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか? 進学や就職、日常生活の中で、体調とどう付き合っていけばいいのかーー私たちもずっと模索してきました。 我が家の娘も、小学6年生で起立性調節障害と診断され、中学校はほとんど通えない日々が続きました。 「いつか元気になれるのかな」「このトンネルから抜けられる日は来るのかな」と、親子で不安を抱えながら過ごしてきました。 この病気は「10人いれば10通りの症状がある」と言われるほど個人差が大きいもの。 だからこそ、誰かの経験が誰かの希望になるかもしれないー-そんな思…