小学6年生で起立性調節障害と診断された娘も、中学3年生の11月を迎えていた。 高校の進路の目安に成績が使われる実力テストは、受験できなかった。夕方まで体が動かない日が多く、週1回程度夕方みんなが下校したころ、プリントなどをもらいに学校に行くようになった。登校時に気持ちが悪くなったり、「時間割の変更などがわからない」といったりするのも、不安を感じるという。 時間割の変更もそれまでは友達に聞いていたが、受験が間近になってきたし、聞いても結局行けないことが続くと、悪くて友達に聞きづらくなっていたようだった。 登校できない日が増えたのは、このような不安のせいもあるかと思い、先生に二つお願いすることにし…