『LIFESPAN 老いなき世界』を読みました。 なかなか衝撃的な書で、とくに「老化」は当たり前(受け入れざるを得ない)のものではなく「病」であり、それも「治療できる」ものであるとする主張(そしてその根拠)には「そういう考え方もあるのか」と目からウロコ。 ただし、前半においてであり、後半は正直なところ(あくまでも個人的、私見ですが)諸手を挙げて肯定はできないかなという感想です。 前半では体に適切な(ときに過酷な)負荷をかけることで(少食や断食、運動など)サーチュインなどの長寿遺伝子、若返り遺伝子が発現することや、オートファジー(自食作用)の有効性を説いているのに 後半の科学、医学への妄信や信仰…