近年、東京湾岸を中心に超高層マンション、いわゆる「タワマン」が相次いで供給されてきた。湾岸に林立するガラス張りの巨塔群は、都市の風景を一変させた。その勢いは今後も続くのか。あるいは、そろそろ天井に近づきつつあるのか。 今回は、単なる「タワマン」ではなく、もう少し広義の20階建て以上の超高層マンションを対象とし、今後の開発余地を推定する。 ※初出:2021年5月19日/更新:2025年5月23日(5月22日公表データを反映) もくじ 首都圏のタワマン開発実績:989棟・29.5万戸 全国の地域別計画戸数:23区が独走 タワマンの開発余地はあるのか? 首都圏:開発余地は約7万戸(推定) 東京23区…