推手練習の時、先生が仰いました。 推手の相手をどう見ていますか?上から目線で、言葉で、注意や要求をしてませんか?これは大きな間違いですよ。身体で聴く、身体が伺うと言った態度で行かないとダメです。そうすれば、足も踏ん張らず、手も柔らかくなり、身体も軽くなって、放鬆した状態になりますよ。と。 相手がぶつかって来たと感じるのは、自分もそれに対抗しているからです。自分が緩んでいないからです。接触点の位置はそのままキープしながら、身体をもっと緩めれば、自分の身体が自由に動く様になります。そしたら相手の勁は、はじかれた様に相手に帰って行きますよ。と。 相手にああしろ。こうしろ。と要求するのではなく、そんな…