くし切りだんごを食べ、おめかしした富士山や南アルプスの絶景をたっぷりと楽しんだあとは、緑の木々に囲まれた厳かな空気に包まれる「奥之院思親閣」へとお参りに向かいます。 ここは、日蓮宗の開祖・日蓮聖人が身延山で過ごした9年間の暮らしの中で、ひときわ深い祈りを捧げた特別な聖地なんだとか。 重厚な仁王門をくぐると、さっきまでの観光地の賑やかさが嘘のように、ピリッと張り詰めた神聖な空気に包まれます。 「思親閣」という名前の通り、このお堂は日蓮聖人が故郷の房州(現在の千葉県)にいる亡き父母を偲んで建てられたそうです。 聖人はこの標高1,153mの山頂まで何度も登り、遥か東の空を眺めてはご両親や恩師の供養を…