このシリーズでは野津原地区の名所旧跡を紹介します。野津原地区は大字廻栖野(めぐすの)・野津原(のつはる)・入蔵・福宗からなります。野津原町は東西の標高差が大きく、東部にあたる野津原地区の居住地は概ね、標高が低い地域にあたります(大字福宗を除く)。お隣の大分市稙田地区との結びつきが昔からたいへん強い地域で、大字廻栖野の一部は昭和35年に大分市に分離編入するに至っています。今は同じ大分市の仲間ですが、平成の合併前の市町村で申しますと野津原町と大分市にまたがるシリーズになります。 さて、この地区の名所と申しますと、やはり筆頭には宇曽嶽(うぞうだけ)神社が挙げられましょう。かつては子供の虫封じの霊験あ…