ホタテ貝やリンゴなど、日本の農水産品のアジア向けの輸出が、2021年に、大きく増えました。 新型コロナの感染拡大で、海外旅行ができないなか、インバウンド(訪日外国人客)として、日本の食を体験した人が、日本の農水産品を現地で求めています。 コメは、現地での精米能力を引き上げるなど、事業者も対応を急いでいます。 中国での消費は、富裕層から中間層へ急激に広がってきました。 ホタテ貝は、輸出額が最も多かった品目です。 輸出額は、639億円と前年の2倍になり、輸出量も11万5,700トンと49%増えました。 輸出量の8割強を占める中国向けは、55%増えました。 アジア圏での消費は、日本食店やすし店が主体…