日本の小説家。
1980年、山梨県笛吹市出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を受賞。2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。
なお、ペンネームの"辻"の"しんにょう"は点二つ(綾辻行人に同じ)。小学校6年生の時に綾辻行人の「十角館の殺人」を読んで衝撃を受けて以来大ファンであると語っている。
著者 辻村深月 長編 単行本 416ページ 発売日 2019/3/5 読み終えるのにかかった時間 5時間 婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」 引用:Amazon 借りる予定もなかった本ですが図書館をふらふらしていたら偶然目に留まりそういえば映画化になるんだっけと思って借りました。 正直自分にはあまりグッと来なかったというと反感を買いそうですが正直そんなところでした。。。 年齢的にちょっと違うのかなとかそれだけではないですが何でしょう。。。 なんとも言えない感じでした…
(この記事はプロモーションを含んでいます) 今回ご紹介するのは、芦田愛菜さんの「まなの本棚」です。 目次 ・基本情報 ・この本を読もうと思ったわけ ・この本で学んだこと ・まとめ 「まなの本棚」の基本情報 発売日 2019.07.18判型/頁4-6/240頁ISBN 9784093887007 運命の1冊に出逢うためのヒントに! 「本の出逢いは人との出逢いと同じ」 年間100冊以上も読み、本について語り出したら止まらない芦田愛菜が本当は教えたくない“秘密の約100冊”をご紹介。 世代を超えて全ての人が手に取ってみたくなる 考える力をつけたい親御さんと子供たちにも必読の書です。 Q 本の魅力にと…
辻村深月の短編集、『鍵のない夢を見る』を読んだ。 鍵のない夢を見る (文春文庫) 作者:辻村深月 文藝春秋 Amazon 主人公の女性たちの思考や行動に、全面的に共感できるわけではない。しかし、共感できるできないにかかわらず、彼女たちは確かに作品の中に生きている。彼女たちにリアリティが感じられるのは、その心の繊細な動きの一つ一つが丁寧に描かれているからだろうと思う。彼女たちは自分の心の動きに対して自覚的だ。それは作者の、人の内面に対する洞察力の鋭さから生まれてくるものなのだろう。 どの話も、決して後味の良い話ではないが、読むことによって、自分の中に一つの経験を加えることができたという充実感を覚…
『まなの本棚』という本を以前読んだことがあります。 その本は、芦田愛菜ちゃんが「自分の好きな本を紹介している本」です。 私は、芦田愛菜ちゃんが結構好きなので、「愛菜ちゃんが読んでいる本」って何なのか、そして「愛菜ちゃんのオススメ本」ってなんなのか、とても興味がわいたので読んでみました。 その愛菜ちゃんの好きな本の中に、小説『かがみの孤城』があり、辻村深月さんという小説家を知りました。 小説も面白かったですが、映画も、面白かったです。 小説を読まない我が子も、映画ならみるので、一緒に楽しむことができました^ - ^ 映画では、愛菜ちゃん、声優もやっていました😊 小説、あらすじ。↓ 学校での居場所…
辻村深月著・ポプラ社文庫。 上下巻で800頁弱と長編ですが、とても読みやすかった。ポプラ社って絵本やジュニア小説だけの出版社かと思ったら、こういうミステリも出しているんですね。初めて知りました。2022年に原恵一監督でアニメ映画化もされています。原監督は、 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001年) 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 」(2002年) 「河童のクゥと夏休み 」(2007年) 「カラフル 」(2010年) が特に好きで、先日金曜ロードショーでやっていたのを偶然みて、原作を読みたいと思ったところカミさんが持っていました。不登校の7…
今月3回目のブログ更新!すごい! 今日は閏年の2月29日!すごい! 2月に読んだ本でもつらつら並べてみようかな 1【マボロシの鳥】 著:太田光 鳥にまつわる短編小説 読みやすい ファンタジーな感じ 2【パン屋を襲う】 著:村上春樹 人によって感じ方が違うと思うので考察を読むと面白みが増すと思う 3【となりの脳世界】 著:村田沙耶香 大量のエッセイ。 知らない作家さんだったけど、思考がおもしろくて、違う作品も読んでみたい。 4【はじめての】 著:島本理生 辻村深月 宮部みゆき 森絵都 Yoasobiの楽曲とコラボしていた作品で、買うか迷っていた本。一気読み。 5【かもめ食堂】 著:群ようこ ほん…
今週のお題「習慣にしたいこと・していること」 1日に1回は、本をよむのを習慣にしてる ・仕事の昼休み ・ちょっとした家事の合間 ・寝る前のベッドで ・待ち時間の車の中 隙間時間って捨てたもんじゃない けっこう読めるものなのだ なので、 よみかけの本をいたるところに忍ばせてる ・リビングのテーブルの上 ・ベッドのサイドテーブル ・カバンの中 ・車の中 そして昨日、隙間時間で読み終えた本 ツナグ ~想い人の心得~ 辻村深月 以前、この作者の本を読んで 面白かったので読んでみた irotora.hatenablog.com こちら、 ツナグの続編と知らずに読んだ ツナグ (新潮文庫 新潮文庫) [ …
こんにちは。よろしくお願いいたします🎥 今回ご紹介する映画はこちら!! かがみの孤城 かがみの孤城 當真あみ Amazon 辻村深月さんの小説の中でも特に好きな作品「かがみの孤城」 どのように映画化されたのか鑑賞するのが楽しみでした。 「かがみの孤城」で読んだ登場人物たちが、映画の中で蘇ります。 現実世界でイジメやハラスメントを受け悩んでいる中学生たち。 少しづつ打ち解け仲良くなっていく姿は感動します。 物語が進んでいく中で色々と伏線が張られていて、「そうか!そういうことだったんだ。」と観ていてスッキリします。 ラストでは涙が出そうになるほどの感動。みんな逞しく生きるんだよ😿 原作同様、感動す…
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。 (紹介文引用) 本作品は、前回『かがみの孤城』を読んだ時に、辻村さんの作品をもう一作品読んでみたいと思い、私の敬愛する読書家のべるさんにお願いして、ご紹介して頂いた作品です。 本作は、辻村さんらしい、主人公や登場人物の心理描写がとても繊細で美しい文章でした。辻村さんは本当にリーダビリティがある作家さんだと改めて思い…
図書室で暮らしたい (講談社文庫)作者:辻村深月講談社Amazon 1. 書籍について 『図書室で暮らしたい』は、辻村深月によるエッセイ集で、2010年から2014年頃まで様々な誌面に掲載されたエッセイをまとめたものです。辻村深月の著作は初めて読むため、興味津々でこの本を選びました。その名前からもわかるように、本好きな著者が自身の読書や日常について語る内容となっています。 2. 主題やテーマ この本の中心的なテーマは、辻村深月の本への愛と、彼女が経験した学生時代や日常のエピソードです。私は同世代ということもあり、学生時代の話や本への情熱に興味を持ちました。また、エッセイの中で綴られる友人との疎…
ロードムービー 辻村深月ちょっと忘れてきたのと「冷たい校舎の時は止まる」を読んだので、その後の物語も入っているので読みたくなった
原作 辻村深月さんの小説である『かがみの孤城』のアニメ映画を見ました。 原作は本屋さんで置いてあるのを知っていたのですが、未読です。 ちょうど多感な時期の中学生の子供たちの心理描写をしていて、一気に惹き込まれてみてしまいました。 年代は、先日観た映画の『14歳の栞』と重なり、娘の年代とも重なり、自分のこととも反芻しながら見ていました。 とあることで、自分の世界に閉じこもってしまった中学生たちが、鏡の中にある世界で出会い、次第に扉を開いていくという物語です。 こころがつらいときに、頼れる人でありたいと思いました。 中学生、高校生でも、まだ子供で、時々不安で泣き出してしまうこともあります。 大人で…
星野珈琲のサラダパンケーキモーニング♡ パンケーキは外側がサクっとして、中身がしっとりの、星野珈琲で食べられる厚めのタイプが好きです♡ パンケーキが食べたくなるとモーニングを利用します。 星野珈琲のサラダ、いつも野菜も新鮮で、このドレッシングも好きな味なのです♡ 昼間はどこの星野珈琲も並ばないと入れないので朝が狙い目^^ 在宅勤務でフレックスタイム制なところは、我が社の“たった一つ”の良いところです(T ^ T) コーヒーカップのカタチとデザインも好き♡ 卓上には紙ナプキンは置いてないのですが、サラダの下に敷いてあったので、ひっぱり出してパチリw 嘘つきジェンガ 辻村深月 著 装丁は大久保明子…
起 挨拶に代えて このブログも、昨日2024年3月27日で3周年を迎え、4年目に突入することができました。 これもひとえに、読んで、スターを押して、コメントをしていただいた皆さまの、支えによるものです。この場を借りまして御礼申し上げます。 その中には勝手ながら、ブロガーの方の記事やコメントを通じて、時に子供の頃から交流をしていた錯覚に陥ったことも再三ありました。 「3日・3ヶ月・3年」という言葉があります。 「3日我慢すれば3ヶ月は耐えられる。3ヶ月耐えられれば3年は頑張れる。3年耐えられれば一生頑張れる」という意味が一般的です。 中には3年なんで足元にも及ばない、5年10年、それ以上ブログを…
監督 原恵一 声 當真あみ…安西こころ 北村匠海…リオン 吉柳咲良…アキ 原作が辻村深月だもんね。 悪いわけない。 でどこまで脚色したのか知らないけど 脚本もしっかり。 気持ちが晴れやかになるね。 これは…原作が読みたくなったわ。 実写じゃなくて、アニメにしたから良かったのかもね。 もちろん10代20代の人達が多く見るのでしょうが 実写にすると見る側も若者向け限定になるかも。 演者が若い人ばかりになるだろうから。 それにね、いじめのシーンとか 実写だと見る方も演じる方もイヤだよね。 みんなが中学生という設定もなるほどと思う。 ちょうど多感で成長期。 で、心に傷を負った子たちの集まりだから あえ…
書店員さんの投票で決まる、【本屋大賞】ですが、本記事では本屋大賞歴代受賞作の中から、おすすめ10選を紹介します。 最近は、読んでもいないのにおすすめ本を羅列して紹介するメディアが多いです。この記事では、筆者が読んでみて紹介しているので、本の内容は保証します。 というよりも、全国の書店員さんたちが推す、お墨付きの本なので間違いなく面白いです。 そんな素晴らしい本の多くが、無料で読めたりもするので、いい本に出会いたくてウズウズしている方は、ぜひ最後までお付き合いください。 当ブログでは、聴く読書のオーディオブックをおすすめしています。聴く読書に興味が湧いたという方は、「オーディオブックおすすめ本1…
おはようございます。 早速飽き性を発揮しております。(始めてから一回も更新していない(-_-;)) 現在いろいろあってお家で暇を持て余しており、本棚の整理をしていたときにふと本棚を紹介したいなと思い立ち、書いている次第です。…春休みの暇つぶし自己満足に少々お付き合いください。 よく本好きの間では「名刺代わりの小説10選」なんて言葉で自分を表すことがありますね。たまに、ツイッター(いまはXでしたね)とかでも本棚の写真を載せたりする方がいて、私はそういうの見るのがすごく好きです。本棚ってほら、性格出るじゃないですか! この前カンボジアに行ったときも(この話も飽きなければまた書きたいと思います。)ホ…
今週のよかったこと 統合ワークの3ヶ月継続コースへ申し込み 久しぶりに図書館へ インナーチャイルド?が癒されたよう 項目 食事と体調 周期的なものもあって、パンなどの小麦粉もの、お菓子などの暴食が続いてしまい良くない感じ。 VCAのグルコンと統合ワークの合わせ技でか、潜在意識への働きかけが成功して、その調整なのかひたすらに眠い日がありました。(周期的なものもあったかも) 環境 日々のルーチンをこなす感じで、本格的には手を入れられてない日が続いています。 仕事 仕事内容的には落ち着いた日々です。 上司が今月末で退職するので、有志で餞別をすることになって声かけがありました。お花は病棟からで準備をす…
・悔しい 吐き出したくなったから書く。 悔しいと思った。自分には何も無い、何の才能もない、そんなことが急に、悔しいと思った。湧き上がる怒りのような悔しさではなくて、クラスで一番端の席に座っていて、絵が上手くて可愛いあの子のことを、見ている時のような気持ちだった。こう書くと、この光景が本当っぽくて気持ち悪いな。 なんで私はこんな文章を書いているのだろう。書かないと生きていけないのかもしれないと思った。じゃあこれを投稿する意味は? 私って気持ち悪い人間だな、と思った。 自分の気持ち悪さを、わかりたくない。本当に嫌だ。なんで私はこんな人間なんだろう。 誰に褒められても、すごいねって言われても、そんな…
2024年本屋大賞ノミネート作品一覧 読書コラム 読書好き、本好きの方にとって今年最大の読書のイベント2024年本屋大賞。 2023年12月1日から、2024年1月8日まで行われていた全国書店員さんによる一次投票の結果、書店員さんが今年「いちばん!売りたい本」とおすすめの10冊が発表されました。 今年の本屋大賞は4月10日に発表されます。 ランキング参加中読書素適な読書ブログが集まるグループです↑ 2024年本屋大賞ノミネート作品一覧 2024年本屋大賞の発表まであと68日 2024年本屋大賞ノミネート10作品の一覧 『黄色い家』川上未映子 『君が手にするはずだった黄金について』小川哲 『スピ…
2024年本屋大賞を3つの視点「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」で予想 本当に本が読みたくなる読書のブログでは、本屋大賞予想3つの視点「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」で「本屋大賞予想ポイント」を集計した結果、2024年本屋大賞には宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』を大賞受賞作品に予想します。 2024年本屋大賞を3つの視点「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」で予想 2024年本屋大賞に宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』を予想 本屋大賞予想ポイント+花水由宇のイチオシポイントの計算 2024年本屋大賞受賞順位の予想一覧 本屋大賞 『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 2位 『リカバリー・…
高校の同窓会に行く気持ち。いろんな思いがある。 過去を懐かしむという単純なものではなく、今が上手くいかなくて過去に依存する気持ちとか、今の自分で高校の友達を見返し自慢したい気持ちとか。人生なんて、他人と比べるものでないのにね。 太陽の坐る場所 (文春文庫) 作者:辻村 深月 文藝春秋 Amazon
スタイルというか 本の買い方?というか・・。 紙派とかタブレット派とかあるかと思いますが 私はどちらでも良くてw kindleで買ってスマホやPCで読んだり (買うのは1冊/月と決めています) ブックオフとか本屋さんで文庫本買って読んだり (でっかい分厚い本は場所取るので買いません) 電子図書館で借りたり だいたいこの3つになります。 感想書くのって苦手なんだけど。 自分の気持ちを文章で表現するって難しいですよね。 ふーん・・って読みすすめちゃって 感想らしい感想はなかったりもするし。 (あらすじはまとめられるんだけど) 最近のお気に入りの作家さんは 辻村深月さん、凪良ゆうさん でもなんでも読…