動画配信サービスで『梅切らぬバカ』を観ました。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という諺は聞いたことがありましたが、どういう映画なのだろうかと気になり観ることにしました。この映画は、自閉症の息子(塚地武雅さん)と二人で暮らす母親(加賀まりこさん)が、将来を憂慮して息子をケアホームに入居させることを決意しますが、いろいろな問題に直面する話です。私は映画を観る前、自閉症について、あまり知りませんでしたが、塚地さんの演技で引き込まれていきました。障害者支援グループホーが地域住民から移設強要される問題もあるんだなと知りました。 しかし、地域住民も単に反対しているのではなく、それぞれの立場があり主張しているこ…