返品調整引当金についてです。 前期に販売した商品の売上戻りがあった場合の仕分け (借方)仕入 返品調整引当金 (貸方)売掛金 この仕訳でなぜ借方が仕入なのか? これについて説明できたらと思います。 まず返品調整引当金とは・・・。 出版社を想像してください。 出版社は本屋に本を卸すわけですが、卸した本が売れなかった場合に出版社に返品出来るという契約をしていることがあります。 このような将来の返品に備えているのが返品調整引当金です。 仕訳について 今期の話ですと返品があれば (借方)売上☓☓ (貸方)売掛金☓☓ 売上の時と逆仕訳をすれば良いのですね。 ただ「引当金」は前期以前のものについての備えで…