今日は休みだった。朝、イオンに行きいつものようにいろいろ考え事をする。1つ思い出したことがあった。断酒会に通い始めた時、参加者の方から「最初に会った時は目が死んでたよ」と言われたことだ。それはもっともなことで、断酒し始めの頃は会の意義もわからずまだ酒に未練があった。そして同時にその酒を断ち、自分なりに新しい生き方を探さなければならなかった。つまり酒という生き甲斐を失ったばかりだったのだから、生きる意欲というものがまったく湧いてもいなかったということになる。夏目漱石ではないが、あの頃の私は「迷える羊」だった。だが、断酒会の先輩の背中を信じて前に進むことにしたのだった……そして今、確かな生き甲斐を…