住まいはテレビ塔の下? もう30年くらい前の話です。 当時は名古屋駅にほど近い店舗に副支店長として勤務していました。 ある時、預金担当の課長から私に 「紛失したとの届けが出ている通帳から預金を引き出そうと窓口に来店したお客がいる」 との連絡がありました。 通帳と印鑑を紛失したとの電話連絡を、その日の朝受けていました。 来店したのは預金者本人ではなさそうです。 応接にその男を入れ、私が応対しました。 私「この通帳はあなたのものではないですね。」 男「違う。頼まれたので、自分が引き出しにきた。」 私「頼んだ人はどこにいますか?」 男「近くで待っている。」 早速、若手行員をその場所に向かわせましたが…