横浜市電は、1904(明治37)年から1972(昭和47)年まで約70年間にわたって“ちんちん電車”の愛称で親しまれ、横浜市民の足として活躍したらしい。 横浜駅の観光案内所で偶然リーフレットを手に取り、曇空の下、横浜市電保存館まで市営バスに乗って行ってみた。 横浜市電保存館は、市電が廃止された翌年の1973(昭和48)年8月に滝頭車両工場跡地に開館し、その後1983(昭和58)年には、現在の市営住宅1階に建て直された。 市電保存館の前に建っているポールは、市電の最後の架線用ポールとのこと。 先端のポールトップが何気にオシャレだ。 市営バスに乗って訪問したことを証明できたので、入場料は200円。…