ハリケーンへリーンが去ってからすでに50日以上が経っているが、被災地での復興も救援も全く進んでいない。もうじき冬だというのに家を破壊された人々はいったいどうすればいいのだろうか。それにしても米連邦緊急事態管理庁(FEMA フィーマ)の腐敗ぶりが日に日に明らかになりあきれている。 ちょっと時系列で並べてみよう。 2024年9月26日 ハリケーンヘリーン、フロリダ上陸 ハリケーン「ヘリーン」は、2024年9月26日の夜遅く、カテゴリー4の嵐としてフロリダ湾岸のビッグベンド地域に上陸した。 へリーンの最大の影響はアパラチア山脈南部で、広範囲で深刻で前例のない洪水が発生し、数百人が死亡し、数十億ドルの…