先日、新聞を開いたら、そこに「週三回以上ラーメンを食べると死亡リスクが1.52倍になる」という記事が出ていた。数字というのは、たいてい冷たくて無表情だ。数字の背後に隠れている何かを、わざと忘れたふりをしているように思える。 でも僕は、湯気の立つ丼の向こうに、もう少し温かいものを見たいと考えてしまう。 記事の出所は山形大学で、六千七百人あまりの人生を追いかけて、ラーメンと死の関係を調べたらしい。「スープを半分以上飲む人は危険です」と書いてあった。 www2.id.yamagata-u.ac.jp まるでスープの底に、見えない死神がレンゲを回しているみたいだ。 それを読んで、僕は少し笑ってしまった…