大相撲名古屋場所は逸ノ城の初優勝で幕を閉じた。 平成26年新入幕時に旋風を巻き起こし13勝2敗の準優勝。 2大関1横綱を倒し場所後半は連日スポーツ紙の1面を飾る大活躍だった。 当時幕下、十両を各2場所で通過してのこの数字だけに将来を嘱望されたものだ。 しかしその後は伸び悩み、三役までは到達するが基本的には幕内の上位下位を行ったり来たりのエレベーター力士の一人だった。 来場所は三役に返り咲くが、上を目指せるかというと、まだ信用できないというのが正直な感想だ。 何しろ今の大相撲は悪く言えばどんぐりの背比べで、抜け出せる力士が居ない。 前に書いたが本格的な四つ相撲を型とする力士が居ないのが原因と思わ…