ドン・キホーテ創業者の運についての考え方が語られています。 運は私にとって永遠のテーマであり、その運について語るのを本業以外の最後のライフワークにしようと思っている。そういう意味で、本書『運』は、いわば私の遺言のようなものだ。(抜粋) 経営者の自伝にありがちな苦労話や成功自慢もふんだんにちりばめられていますが、 「運」についての考え方に共感しました。 例えば、 人に与えられる運の総量そのものは大差なくても、その運を使いきれる人、運を使い切れない、あるいは使いこなせない人がいる。 未来に希望を持つ楽観論者の方が運に恵まれる。 運は天任せではなくて、自分でコントロール可能なもの。 運を良くする行為…