吾峠呼世晴短編集に収録された「過狩り狩り(かがりがり)」を読んだので、その感想などを記していく。 ●「鬼滅の刃」のプロトタイプ 「過狩り狩り」は2013年のJUMPトレジャー新人漫画賞佳作を受賞した吾峠先生のデビュー作である。 本作は後の「鬼滅の刃」のベースになった作品であり、以下のような点が「鬼滅の刃」にも通じる設定になっている。 ・明治~大正の時代設定 ・人間社会に潜み、人間(の血)を食糧にする鬼の存在 ・「悪鬼滅殺」と彫られた刀での鬼狩り ・罠だらけの山中での修行 ・鬼が複数体いる森を生き延びるのが鬼狩りの最終試練 ・人語を喋るカラスが次の任務を告げる ・鬼の珠世と愈史郎の存在 鬼狩り(…