このところの寒波の影響で、世界遺産「白神山地」があることで知られる青森県の深浦町(ふかうらまち)には、今年も天然の「氷のカーテン」が出現しています。 高さ約20メートル、長さ約100メートルの「氷のカーテン」は、断崖の隙間から地下水がしみ出して氷柱(つらら)になったもの。 水そのものも、そして形成過程もすべて自然の力による、100%天然の芸術です。 この「氷のカーテン」が見られるのは、JR五能線(ごのうせん)の千畳敷駅(せんじょうじきえき)近くの岸壁。 千畳敷駅はもともと「海の見える駅」として季節問わず観光地になっていて、駅の目の前には駅名の由来である名勝・千畳敷が広がります。 江戸時代の地震…