【私は“ついで”じゃない――兄と私、そして“私らしさ”への道のり】 こんばんは。「だれか聞いてよ」に来てくださってありがとうございます。今日は少し、私の幼少期のことを思い返してみたいと思います。 子どもだった頃の、些細だけれど心に残っている“思い”――それは、今の私にもつながっている大事な感情かもしれません。 ◆ 3歳上の兄は、家族にとっての“スター”だった 私には、3歳年上の兄がいます。長男、初孫。だから、母にとっても祖母にとっても、彼はまさに“特別な存在”でした。 実家に遊びに行くと、まず玄関で聞こえてくるのは、祖母のこんな声。 「○○くん、いらっしゃい!」そして少し間を置いて、「●●ちゃ…