『道徳の系譜学』 ニーチェ (著), 中山 元 (翻訳) 光文社古典新訳文庫 道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫) 作者:ニーチェ 光文社 Amazon 『善悪の彼岸』に苦戦したが、とりあえず論文形式のこの本も読んだ。 論文形式であるが故に『善悪の彼岸』よりは自分は理解しやすかった。結構女性に関する偏ったものの見方をお持ちなのだが、ショーペンハウアーより偏ってる気がする (個人の感想です)。 人間は何も意欲しないよりは、むしろ虚無を意欲することを望むものである…。 「わたしは苦しんでいる。そしてそれは誰かのせいでなければならないはずだ」ーこれがすべての病める羊の考えることである。 この後に羊の…