■岩手県、自治体初のブルーボンド 7月に発行(日本経済新聞2023年6月2日) 岩手県は2日、環境に配慮した事業や沿岸の保全強化・海洋関連などに使途を特化した県債「岩手県グリーン/ブルーボンド」を7月に発行すると発表した。自治体がブルーボンドを発行するのは初めてという。 達増拓也知事は記者会見で「豊かな水資源を有する岩手県が全国に先駆けて発行する。東日本大震災後、海と一緒に生きることも大事なテーマ」と述べた。 期間は5年で、機関投資家向けに50億円を発行する。県は調達した資金を防波堤や護岸の整備、河川改修事業に充てる。県が策定した枠組みによると、太陽光発電関連設備の導入や電気自動車購入、下水道…