先週は国立劇場にも行ってきました。 『遠山桜天保日記』は初日にも観劇したので2回目。 8列センターブロックでした。 遠山金四郎が主人公の勧善懲悪のお話で、初春に相応しく晴やかなものを観たと楽しく帰宅できます。 天保の改革で有名なこの時代、奢侈禁止令や貨幣改鋳など庶民の生活は息苦しかったようです。 芝居小屋を全廃しようとした老中に対し、北町奉行の遠山金四郎が芝居小屋を浅草猿若町に移転させて歌舞伎を守ったことから、これに感謝した芝居関係者が遠山の金さんを主役にした演目を数多く上演したことで、遠山金四郎は後世まで広く名前が語り継がれテレビドラマでも人気を得たのでした。 国立劇場の初春歌舞伎は復刻もの…