この写真を見てほしい。マンションや商店が立ち並ぶ市街地の中に、何やら違和感を感じないだろうか。 それはトタン屋根の住宅密集地帯である。まるで昭和の時代からここだけ時間が止まったような印象。周りは近代的な建物に囲まれおり、ここだけあからさまに取り残されている。 調べてみると第二次世界大戦にも深く関わりのある場所だと分かった。その検証は後ほど・・・ トタン屋根の向こうを走るのはJR大和路線の221系電車。 トタン屋根から伸びる煙突の情景などは、私が幼少の頃に眺めた昭和の暮らしぶりそのもの。確実にこのエリアだけ時代がとまっている。 こちらはトタン村への入口。誰がトタン村と言い始めたのか定かでないが、…