こころ 夏目漱石 集英社文庫 1991.2.25第1刷 2020.6.6第56刷 高校の頃、現代文の授業で『こころ』の抜粋を読んだ。当時の高校のその先生は生徒から大人気の先生で、もう 授業はライブ状態であった。私もその先生の授業は好きだった。 今考えてみても、とても印象に残る質の良い授業をしてくれたので、今に至るまで、心に残ったのだろう。 授業では「下 先生と遺書」の部分しかなかったので、この機会に全部を読んだのでした。 明治という時代ならではの優雅で気品ある雰囲気が作品にある。 その時代を肯定するわけでもないが、今となっては失われてしまった日本の風景かなと思う。 しかし、先生とKの若いころの…